はじめに
わが青森問屋町は、青森市の南部地区に位置し、問屋町と第二問屋町の二つからなる卸業を中心とした業務地区となっています。
平成15年9月に第二問屋町北口に青森中央インターチェンジが開通したことをきっかけに、新たな業務地域として「人・モノ・情報」が集まる賑わいのある「まちづくり」が求められてきました。
21世紀は「景観の世紀」ともいわれ、我国では初めての景観に関する基本法となる「景観法」が成立し、昨年12月に施行されました。
そこで、本地域においてそのような社会的背景を受け、施設の充実だけに留まらず、人を引きつけ、そこで活動・加入したくなるような「まちづくり」が必要となり、景観づくりを最大の情報発信ツールとして「街並・景観整備プランニング」を策定いたしました。
本計画は、上位・関連計画である「青森都市計画マスタープラン」「青森市景観形成ガイドプラン」「青森市緑の基本計画」の具現化を図り、青森市における景観づくりの先導的な役割を果たすものです。
計画では、「青森の新たな顔として緑と花に囲まれ、美しく、心地よい、賑わいのある「まち」」という基本理念をかかげ、計画実現のための具体的事業を提案しております。
景観事業の推進にあたっては、市民・組合員企業・行政とのパートナーシップにより、問屋町ならではの景観づくりに取り組んでまいります。
本計画の策定にあたり、貴重なご意見、ご提言をいただきました、地域住民、組合員企業、策定専門委員の方々及び関係機関の皆様に対し、心から御礼申し上げます。
計画の趣旨
近年、「まちづくり」を進めるに際し、全体的な質の向上、とりわけ景観について特段の配慮を行うなど「量から質」への転換が求められています。
また、価値観や、意識の変化が進んだことから精神的、文化的豊かさの要求が増し、「まち」の環境についても「ゆとり・うるおい」が求められるようになってきました。
さらに、21世紀は「環境の世紀・食の世紀・景観の世紀・市民社会の世紀」ともいわれ、欧米より数十年遅れてわが国では初めての景観に関する基本法となる「景観法」が成立しました。そのことは、景観は社会的価値のみでなく、地域再生としての経済的価値を創り出す力のあることが正当に評価される時代(景観の時代)に入ったといえます。
景観は「自然的景観」「歴史・文化的景観」「都市的景観」の位置づけになります。
問屋町においても、第二問屋町北口に、青森中央インターチェンジの開通を契機に、21世紀の「まちづくり」推進が急務となっております。また、問屋町の「まちづくり」を進めるにあたっては、上位・関連計画(「青森都市計画マスタープラン」「青森市景観形成ガイドプラン」「青森市緑の基本計画」)との整合性を図りながら問屋町の将来の姿を描き、市民・企業・行政とのパートナーシップにより、問屋町ならではの景観を育んでいくことを目的としています。
計画の背景
これまで問屋町は、流通や営業活動拠点の要となる道路整備や共同施設の建設に加え、関連施設等の誘致や、光ファイバーの敷設などの実利的なインフラ設備を中心に力を注いできました。
また実利性を追求する一方で、近年は、問屋町の中央分離帯約1キロメートルに芝桜を植栽した美化緑化事業にも力を入れているほか、組合員従業員のボランティアによる団地内道路などの合同清掃も行ってきました。
また、平成15年(2003年)9月に第二問屋町北口に青森中央インターチェンジが開通したことを起点に、新たな業務地域として「人」「モノ」「情報」が集まる問屋町のにぎわいと魅力的な「まちづくり」が求められています。
景観法の成立をきっかけに、これからは、施設の充実だけに留まらず、空間の「質」や「モノ・情報」が人をひきつけ、そこで活動・加入したくなるような「まちづくり」が必要になってきました。そこで問屋町は、平成16年度に「景観整備」を最大の情報発信ツールとして「街並・景観整備プランニング」の策定に取り組むことにしました。







